今週のお題「鍋」
警告1:最初に断っておくがこの記事は鍋直箸派にはおすすめしない。
警告2:個人の感想です。
今年も日高屋の期間限定メニューとしてモツ野菜ラーメンが登場した。
季節は秋から冬に移ろっていくのを感じる。
どうりで最近急に寒くなってきたわけだ。
こう寒くなってくると暖かいものが食べたくなってくる(夏は夏で辛いものが食べたくなるので季節関係無くね?とか思ったりもする)。
しかし、残念ながら日高屋には鍋メニューは無い、「ちょい飲み」を看板に掲げてるのだから居酒屋の定番であるモツ煮込みくらいあってもいいようなものだが無い。
無いものは無い、鍋が食いたきゃ日高屋以外に行くか自分で作るしかない。
「鍋」を食べるシーンを思い浮かべると下記2パターンだろう。
①大人数でワイワイ鍋を囲む
②孤独のグルメの井之頭五郎よろしく、鍋と対話しながら一人で食べる。
(余談だが最近、youtubeで孤独のボッ〇メシなる動画を見つけてハマってる)
私は②のパターンでしか鍋を食べない。なぜか?
鍋を囲むような友人がいないからだ。
それは鍋には絶対に譲歩することのできないマナーが存在するからだ。
鍋には多くのマナーと呼ばれるものが存在する。
具を入れる順番や火の強さ、食べる順番、取り分け方、そして、箸の扱いだ。
寄せ箸、ねぶり箸、刺し箸など箸にはNGパターンがいくつも存在するが絶対に許せないのが
直(じか)箸だ。
無論逆さ箸も論外だがそんなやつ見たこと無いのでここでは直箸だ。
まじで勘弁してほしい。
菜箸(取り箸)使えよ。何のためにあると思ってんだよ。
鍋の味にお前の唾液成分など不要なのだ。
一気に食欲無くす。帰りたい。てか昔本当に帰った。
これを言うと潔癖症とか神経質とか何様だよとかお前の方が汚ねぇよとか冷たい人ねとか人格否定までされる罵詈雑言を浴びせられるのだが他人の唾液の混じったもんを何で金払って食わねばならぬのか、無理である。この鍋はお前が全部喰え、俺は帰る。
多くの友人もどきを失ったことであろうが私は一切後悔していない。
直箸に屈して己を曲げてまで鍋を食いたいとは思わない。
直箸は悪である。
したがって鍋は一人で食べる。衛生観念に乏しく、自分さえよければいいという輩との無用無益な争いを避けるためである。
しかし、ここにきて風向きは変わってきている。
いやむしろ変わったのではないだろうか?
それは残念ながらコロナによる影響である。
後にデマであるとなっているのだが鍋を直箸で食べたために感染したというニュースが出回ったのである。
なぜデマ扱いなのだ。いーじゃん、鍋の直箸NGにしようよこの際。
そもそも飛沫感染って唾液・粘膜が周囲に飛び散って感染することでしょ?じゃぁ、直箸経由で鍋が唾液で汚染されて感染する可能性もあるじゃん。
直箸が前提の大皿料理もあるだろう。それは別に問題にしない。なぜなら、料理が汁物系は食べる人ごとに独立しており、鍋のように箸に着いた唾液が混じることはないからだ。私が問題にして言っているのは鍋の直箸のことである。
そもそも本当にデマなのか?
これは直箸派による組織的な隠蔽工作ではないのか?
我々は冷静になって論理的かつ客観的に考える必要がある。
何のために菜箸(取り箸)があると思ってんだよ。使えよ。あるんだからさ。
コロナは我々人類に多くの悲劇をもたらし続けているが、
反面、テレワークの普及や満員電車の緩和、手洗いうがいなのど衛生行動の定着などのそれまでの悪習を改めるきっかけも与えた。
立てよ菜箸派諸君。今こそコロナ撲滅のために鍋直箸はNGの大義名分を叫ぼうではないか(デマらしいけど)!